【2022.06.08】建設コンサルタント各社の最新ニュース

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 本ページでは、建設コンサルタント各社の最新ニュースをお届けします。
 建設コンサルタントの魅力が伝えられたらと思っています。
 なお、記事の内容については、各社ホームページのニュースページをリンクしています。

建コンNEWS

㈱八千代エンジニヤリング

2022.06.08
浜松市が実施するHamamatsu ORI-Projectに弊社サービスの「RIAD」が採択されました
~海洋プラスチック問題に対する取り組みを推進~

【感想等】
 河川の水面画像を撮影することにより、水面を流れる人工ごみを見分けて計測するというサービスのようです。現状では、画像の色差情報を活用して自然由来ごみか人工ごみかを判別しているようです。AIを活用したシステム構築は、進められているのではないかと思います。
 (以下、ホームページから抜粋) 
「RIAD(リアド)」(River Image Analysis for Debris transport)は、川ごみ輸送量計測ソフトウェアで東京理科大学理工学部土木工学科・二瓶泰雄教授と片岡智哉助教(現 愛媛大学准教授)の研究成果で、陸域起源、主に河川を流れるプラスチックなどの浮遊ごみ(川ごみ)を水表面の動画を分析することで把握できるシステムということです。
 2022年1月16日(日)25:35-放送のTOKYO MX「ええじゃない課Biz」にて「RIAD」が分かりやすく紹介されています。

 非常にわかりやすいビデオになっています。
 
 国土交通省や県そして市町村にも河川CCTVが多く設置されています。当該システムを活用することで海に流れ出る人工ごみの量が計測できるのではないでしょうか。人工ごみの量の制度を追求することよりも海に人工ごみが流出していることを数値指標として示すことが大事ではないかと思います。
 また、河川の水質ランキングがあるように、人工ごみ流出ランキングを作成して、流域全体で人工ごみ流出問題について考える指標となれば、能動的に減ごみ対策が期待できるようになるのではないでしょうか。 

出典:八千代エンジニヤリングのHPより https://www.yachiyo-eng.co.jp/news/2022/06/post_646.html


2022.06.07
佐賀市において八千代エンジニヤリングが九州最大規模のグリーン電力証書発行事業を開始!
~ごみの焼却処理の更なる利活用で、脱炭素社会の実現を目指す~

【感想】
 タイトルだけでは、よく意味が呑み込めなかったのですが、広報されている記事を読めば、なるほどと思える事業です。グリーン電力証書を発行することでどのくらいのフィーがもらえるのでしょうか。事業の採算性はあるのでしょうか。CSRとしての活動なのでしょうか。などの疑問が出てきました。

(以下、ホームページより)
佐賀市がバイオマス発電(燃料は市域から回収した生ごみなど)を行い、Yec社が電力に含まれる環境価値を「グリーン電力証書」として発行します。グリーン電力証書の発行規模は年間5,500MWh相当(一般家庭1,000世帯分を脱炭素化できる量)を見込んでいます。設備容量では九州最大、自治体が携わるグリーン電力証書事業としては全国最大規模の発行量になる見込みです。
グリーン電力証書とは
風力、太陽光、バイオマス(生物資源)などの再生可能エネルギーにより発電されたグリーン電力に含まれる環境価値を、証書発行事業者(当社)が第三者認証機関(一般財団法人日本品質保証機構)の認証を得て「グリーン電力証書」として発行し、取引を行います。グリーン電力証書を購入した事業者は、自社が事業活動を通じて消費した電力のうち、グリーン電力証書購入相当分をCO2排出量ゼロに置き換えることができます。 

なお、本記事の佐賀市の他にも2021年11月30日に鶴岡市クリーンセンターで創出された環境価値をグリーン電力証書化を実施されています。

ちなみに、グリーン電力証書発行事業者としては、八千代エンジニヤリングの他に建設系の会社として、「前田道路株式会社」「鹿島建設株式会社  環境本部」「国際航業株式会社」「株式会社大林組」などが認定されています。

まとめ

 本日の最新ニュースについても八千代エンジニヤリングの「河川を流下する人工ごみの量を把握できるRIADシステム」と「グリーン電力証書発行事業を佐賀市で実施する」というニュースです。
 
 他社も新技術について研究発表されているのでしょうが、発表日がたまたま筆者が検索している日に過ぎないのかもしれません。
 
 

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